【2月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は19日、決勝トーナメント1回戦第1戦が各地で行われ、アタランタ(Atalanta)はバレンシア(Valencia CF)を4-1で下し、初の8強入りに向けて大きく前進した。

 オランダ人アタッカーのハンス・ハテブール(Hans Hateboer)が16分と62分にゴールを奪ったアタランタは、ヨシプ・イリチッチ(Josip Ilicic)とレモ・フロイラー(Remo Freuler)にも得点が生まれた。

 アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ(Gian Piero Gasperini)監督は、「一生忘れられない夜になった」「素晴らしい結果だ。感無量」とコメントした。

 本拠地が欧州サッカー連盟(UEFA)の基準を満たしていないため、4万人以上のサポーターと共に55キロ離れたサン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)でのホームゲームに臨んだアタランタにとっては、特別な日となった。

 サン・シーロで行われたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との2001年大会決勝でPK戦の末に敗れたバレンシアは、デニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)がなんとか1点を返した。

 スペイン1部リーグで7位につけるバレンシアは、グループステージでアヤックス(Ajax)とチェルシー(Chelsea)にアウェーで勝利し首位通過を果たしたが、この日は負傷と出場停止処分によって何人かの主力を欠いた。

 アルベルト・セラーデス(Albert Celades)監督は、「そのせいで少し難しい状況になったのは間違いない。この1-4というスコアはかなり厳しい結果」「最終的には、ピッチ上で目にしたものとは異なる結果となった」と話した。(c)AFP/Emmeline MOORE