【2月22日 AFP】ベン・ウィルソン(Ben Wilson)さん(57)は、英ロンドンのテムズ川(River Thames)に架かる歩道橋に寝そべって、作品に仕上げを施す。ウィルソンさんはここ15年間、ロンドンで歩行者が捨てたガムに極小の絵を描いたり、色を塗ったり、彫刻を施したりしている。

 これは、単なる変わった趣味ではないとウィルソンさんは主張する。「ごみをアートに生まれ変わらせている。リサイクルでもある」

 小さな硬貨ほどのカラフルな作品は、歩道橋沿いやその周辺で見つけることができるが、注意深く見ないと見過ごしてしまうほどの大きさだ。

 ウィルソンさんは数年前から、「チューイングガム男」と呼ばれている。

 映像は1月28日撮影。(c)AFP/Linda ABI ASSI