【2月20日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2020)は19日、グループステージ第2節が各地で行われ、グループGのヴィッセル神戸(Vissel Kobe)は、アンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)のお膳立てから古橋亨梧(Kyogo Furuhashi)が終了間際に決勝点を挙げ、アウェーで水原三星ブルーウイングス(Suwon Samsung Bluewings、韓国)を1-0で下した。

 イニエスタはなかなか見せ場がなかったが、終盤に浮き玉のパスを酒井高徳(Gotoku Sakai)に通して相手の守備を崩すと、クロスに古橋が合わせて水原のゴールをこじ開けた。

 この日の神戸は、5-1で大勝したジョホール・ダルル・タクジム(Johor Darul Ta’zim、マレーシア)との第1節での出来には至らなかったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大半の中国チームの初戦が4月にずれこんでいる今大会で、グループGの主導権を早々に手にするには十分な結果となった。

 グループHの横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)は、仲川輝人(Teruhito Nakagawa)とオナイウ阿道(Ado Onaiwu)がそれぞれ2得点を奪い、4-0でシドニーFC(Sydney FC、オーストラリア)を撃破。神戸と共に連勝を飾っている。

 前日に行われた試合では、グループFのFC東京(FC Tokyo)がレアンドロ(Weverson Leandro Oliveira Moura)の華麗なゴールで初出場のパース・グローリー(Perth Glory、オーストラリア)を1-0で下した。(c)AFP