【2月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は19日、決勝トーナメント1回戦第1戦が各地で行われ、けが人が続出しているトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はホームでRBライプツィヒ(RB Leipzig)に0-1で敗れた。 

 負傷により、ハリー・ケイン(Harry Kane)と孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)の両エースが今季絶望の可能性があるトッテナムは、ドイツ・ブンデスリーガ1部で優勝争いを演じているライプツィヒを相手に力が足りないようにみえた。

 GKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)は好セーブを連発してチームを踏みとどまらせたが、ティモ・ヴェルナー(Timo Werner)に今季公式戦26点目となるゴールをPKで決められた。

 トッテナムのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は試合後、「チームは非常に難しい状況にある」「シーズン終了までこの状況が続くのではないかと心配している」とコメントした。

 モウリーニョ監督は、できることならケインや孫、ムサ・シッソコ(Moussa Sissoko)、ルーカス・モウラ(Lucas Rodrigues Moura da Silva)、エリク・ラメラ(Erik Lamela)、ステーフェン・ベルフワイン(Steven Bergwijn)が万全になった状態で「すぐに7月1日を迎えたい」と述べた。

「だがきょうは2月19日。だから最後まで戦わねばならない」「前線で誰がプレーすることになるかは分からないが、全力を尽くして攻撃することは保証できる」

 一方、来月10日にホームでの第2戦を控えているライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は、「90分を通してわれわれは勝利に値した。もっと点差をつけて勝っていた可能性もある」と振り返った。

「きょうは第1戦にすぎない。両方の試合で同じレベルでプレーしなければならない」 (c)AFP/Kieran CANNING