【2月19日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は18日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦の後、自身の最近のけがに関するチームの対応を批判した。

 肋骨(ろっこつ)を負傷し、直近の2週間で4試合を欠場したネイマールは、同日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦で復帰。1-2で敗れたこの一戦では、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)のお膳立てから後半に同点弾をマークしたが、コンディションは万全でないようだった。

 2ゴールを挙げたドルトムントの新鋭FWアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)は得点ランキングで首位タイとなったが、ネイマールが貴重なアウェーゴールを決めたことで、PSGは来月11日に行われるホームでの第2戦に望みをつなげた。

 世界最高額選手であるネイマールは、ドルトムント戦の前にプレー機会を与えなかったPSGを批判している。

「4試合プレーしないのは難しい」「残念だったのは、それが自分の選択ではなくクラブと医師による決定だったこと。決断を下したのは彼らで、納得がいかなかった」「プレーしたかったし体調も良かったから、たくさん話し合った。けれどクラブは心配していて、最終的に被害を受けたのは僕だった」

 チームが何とか4シーズン連続となるチャンピオンズリーグでのベスト16敗退を免れようとしている中、28歳のネイマールは記者団に「難しい試合だったが、第2戦では自分たちのできることをしなければならない」「これからホームでプレーできるのは最高。まだ90分ある」と語った。(c)AFP