【2月19日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は18日、決勝トーナメント1回戦第1戦が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は19歳のアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が後半に2得点を挙げ、ホームでパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を2-1で下した。

 この冬、オーストリア1部リーグのレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)から2000万ユーロ(約23億円)の移籍金で加入したハーランドは、これで移籍後7試合でのゴール数を11に伸ばした。また、ザルツブルク時代にはグループステージで8得点を挙げており、今大会ではわずか7試合で10得点を記録している。

 PSGのキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)とネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を目立たなくする活躍を見せたハーランドは試合後、笑みを浮かべながら「こうした瞬間のためにサッカーをしている。本当に楽しんだ」と話しつつ、来月11日に行われる第2戦ではやるべきことがまだあると主張した。

「勝ち上がりたいが、またレベルアップしなければならない」「難しい試合になるだろう。けれど僕らは良いチームだし、前進し続けなければならない」

 一方、肋骨(ろっこつ)のけがで2週間の離脱を強いられ、この試合で復帰を果たしたネイマールは、本調子ではない中で同点弾をマーク。このアウェーゴールにより、3シーズン連続でベスト16止まりとなっているPSGは8強入りに大きな可能性を残している。(c)AFP/Ryland JAMES