【2月17日 AFP】女子テニス、サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー(St. Petersburg Ladies Trophy 2020)は16日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)が6-1、6-3で第8シードのエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)に快勝し、大会連覇を果たした。

 好調リバキナのサービスゲームを4度破り、自身は第2セットに5度のピンチを招きながらも試合を通して一度もブレークさせなかったベルテンスは、試合時間74分でツアー通算10勝目を飾った。敗れた20歳のリバキナは、今季3度目の決勝で2個目のタイトル獲得はならなかった。

 ベルテンスは今大会で決勝まで勝ち残ったことで、出場を予定していた次週のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2020)を棄権。1回戦では約7年ぶりの現役復帰を果たす元世界ランキング1位のキム・クライシュテルス(Kim Clijsters)氏と対戦するはずだった。(c)AFP