【2月17日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは16日、第26節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)はホームでニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)を4-0で下した。

 ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)、ニコラ・ペペ(Nicolas Pepe)、メスト・エジル(Mesut Ozil)、アレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)の得点で快勝したアーセナルは、5位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)と6ポイント差の10位につけている。

 アーセナルのミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督は、マンチェスター・シティ(Manchester City)に対する欧州主要大会への出場禁止処分によって、自分たちが来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)に出場する道が開くことになっても、古巣のベストをただ願っていると明かした。

 欧州サッカー連盟(UEFA)がシティの欧州大会出場を来季から2年間禁止にしたことで、仮にスポーツ仲裁裁判所(CAS)への異議申し立てが認められなければ、プレミアリーグの5位チームにもチャンピオンズリーグの出場権が与えられる。

 そのため、昨年12月にシティを離れアーセナルで指揮官としてのキャリアをスタートさせたアルテタ監督は、古巣のクラブに対する罰則から恩恵を受けることになるかもしれない。

 アルテタ監督は「非常に難しい。マンチェスター・シティやペップ(ジョゼップ・グアルディオラ<Josep Guardiola>監督の愛称)、選手たちのベストを願っている。彼らに対して求めるのは、前向きで良い結果だけ」とコメントした。

「自分は、とにかくアーセナルのためにできる限りのことをしたい」

 アルテタ監督にとって、これがチームを率いてからの8試合のリーグ戦ではわずか2勝目で、前半の45分はいつものように見せ場のないパフォーマンスだったものの、この日の後半の内容には励みになることがいくつもあった。

 この一戦を前に直近のリーグ戦8試合では6度引き分けていたアーセナルの指揮官は「われわれは試合前、引き分けを勝利に変えたいと話した」「前半はやや遅かったが、相手が低く引いてプレーすると、フラストレーションがたまることもある。後半に入るとより改善した」と振り返った。(c)AFP/Kieran CANNING