【2月17日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は16日、第22節が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はアウェーでケルン(1. FC Cologne)を4-1で下し、首位をキープした。

 前日の試合でRBライプツィヒ(RB Leipzig)がヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に3-0で勝利したため、暫定で首位の座を譲っていたバイエルンは、12分までにスコアを3-0とした。

 バイエルンのキャプテンを務めるマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)は、チームが前半にチャンスをふいにしたことに対して明らかにいら立っており、「10点だって決められた」とコメントした。「いずれにしても、4-1以上の内容だった」

 ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)とキングスレイ・コマン(Kingsley Coman)がゴールを挙げ、サージ・ナブリー(Serge Gnabry)にも2得点が生まれたバイエルンは、ケルンの反撃をシャルケ04(Schalke04)からローン移籍中のマルク・ウート(Mark Uth)の1点に抑えた。

 リーグ戦の直近8試合で7勝1分けとなったバイエルンは、後半に入るとテンポが落ちたものの、運も味方にしてそのつけを払わされることはなかった。

 FWジョン・コルドバ(Jhon Cordoba)とアントニー・モデスト(Anthony Modeste)に決定機があったケルンのホルスト・ヘルト(Horst Heldt)ゼネラルマネジャー(GM)は、「もしそれらのチャンスの一つが決まっていれば…」と悔やんだ。

 レワンドフスキとコマンのゴールをお膳立てするなど、傑出したパフォーマンスを披露したバイエルンのトーマス・ミュラー(Thomas Muller)も、自ら首を絞めてしまったと認めた。

「大きくリードしているとき、落ち着きすぎてしまう傾向がある。そうなると相手は反撃する」「人間はそういうものだが、安心感や満足感にひたりすぎている」

「特に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)では、こういったことは許されない」

 チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦でイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)と対戦するバイエルンは、2月25日に第1戦を、3月18日に第2戦を控えている。(c)AFP/Ryland JAMES