【2月17日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)を制した南アフリカのチェスリン・コルビ(Cheslin Kolbe)が16日、今夏の東京五輪出場に向けた話し合いを行っていることを明かした。

 2016年のリオデジャネイロ五輪にも出場し、銅メダルを獲得している26歳のコルビは、W杯優勝後の昨年11月にも金メダルを取りたいと東京五輪への意欲を見せていたが、まだ南アフリカラグビー協会(SARU)と話し合っている段階だという。

 所属するフランスリーグ・トップ14のスタッド・トゥールーザン(Stade Toulousain)の試合後、コルビは「話し合っている最中だが、行けるのか、残らなくてはならないのかの判断はまだだ。その判断を待たなくてはならない」「五輪に出場し、世界の大舞台で国を代表するのは大きな機会だ。行けるならありがたい。ただ同時に、先走ることもしたくない」と話した。

 コルビは2019年、ラシンでのリーグ優勝に南アフリカ代表でのザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship)優勝、そしてW杯制覇とトロフィーを次々に獲得し、年末には「何としても達成したいことがあと二つある。ヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ(European Rugby Champions Cup)での優勝と、南アフリカ代表として五輪の金メダルを獲得することだ」と話していた。

 東京五輪の7人制ラグビーは7月27日から8月1日にかけて行われる。(c)AFP