【2月16日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は15日、第22節の試合が行われ、RBライプツィヒ(RB Leipzig)は低迷するヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に3-0で勝利。暫定ながらもバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)から首位の座を奪い返し、19日に行われるトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)決勝トーナメント1回戦第1戦に弾みをつけた。

 首位浮上のチャンスをものにしたライプツィヒは、16日にアウェーでケルン(1. FC Cologne)と戦うバイエルンに2ポイント差をつけた。

 ライプツィヒはDFルーカス・クロスターマン(Lukas Klostermann)、FWパトリック・シック(Patrik Schick)、MFノルディ・ムキエレ(Nordi Mukiele)が得点を記録しホームで快勝した。

 18分にFKをファーサイドでシックが折り返したボールにクロスターマンが詰めて先制したライプツィヒは、その後スペインU-21代表のダニ・オルモ(Dani Olmo)のCKにシックが頭で合わせて今季6得点目をマークした。

 前半終了間際にDFダヨ・ウパメカノ(Dayot Upamecano)のあわやオウンゴールをGKペーテル・グラーチ(Peter Gulacsi)が好セーブでしのいだライプツィヒは、後半開始直後にフランスU-21代表のムキエレが3点目を決めて勝利を決定づけた。

 ライプツィヒのマルクス・クレシェ(Markus Kroesche)スポーティングディレクター(SD)は、敵地ロンドンでのトッテナム戦を見据え力をセーブして勝利したチームを称賛した。「選手はこれから厳しい週が待っていることを理解していて、6点も7点も取って燃え尽きてはならないと分かっていた」

 前節ライプツィヒは敵地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)での直接対決でバイエルンと0-0で引き分けており、クレシェSDは王者に圧力をかけ続ける勝利だとコメントした。「われわれが狩る側か狩られる側かどうかは分からない。目の前の試合に勝つことが重要で、この数週間で何を手にするかが肝になる」

 一方、ブレーメンはここ12試合で10敗目を喫して18チーム中17位に低迷しており、フロリアン・コーフェルト(Florian Kohfeldt)監督へのプレッシャーは増している。(c)AFP/Ryland JAMES