【2月16日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2020)は15日、シングルス準決勝が行われ、カナダの新星フェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime)が7-6(7-2)、6-4でパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)を下し、自身初のツアー制覇にあと一歩と迫った。

 19歳のオジェ・アリアシムは通算4度目となるツアー決勝戦で、大会第3シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)との対戦が決まった。

 前週の南フランス・オープン(Open Sud de France 2020)を制している33歳のモンフィスは、6-4、7-6(7-5)でフィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic、セルビア)を退けて勝ち上がりを決めた。

 オジェ・アリアシムはこれまでにリオ・オープン(Rio Open 2019)、リヨン・オープン(Open Parc Auvergne-Rhone-Alpes Lyon 2019)、メルセデス・カップ(Mercedes Cup 2019)で決勝に駒を進めたものの初優勝はお預けとなっており、母国のメンバーとして臨んだ国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2019)決勝でもスペインの前に敗退を喫している。(c)AFP