【2月14日 時事通信社】ドイツ訪問中の王毅国務委員兼外相は、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について「われわれは当初から開かれた、透明性のある態度で国際社会に情報発信してきた」と主張した。ベルリンで13日、マース独外相と共同記者会見して訴えた。

 王氏は「中国は他国へのまん延阻止に効果的に努力し、国外の感染は中国内の感染の1%に達していない」とも述べた。新型肺炎をめぐっては早い段階で警告を発した医師を警察が処分するなど、情報公開や初動の在り方が内外で厳しく批判されている。王氏は国際社会に向けて中国政府の対応を正当化した形だ。

 さらに、湖北省以外の地域では感染拡大の勢いが鈍化しているとして「状況は制御可能だ」と述べた。中国経済への悪影響についても「一時的なものだ」と強調した。(c)時事通信社