【2月14日 時事通信社】地球温暖化に関する情報を収集・報告する国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の前議長ラジェンドラ・パチャウリ氏が13日、心臓病のためインドの首都ニューデリーの病院で死去した。同国のメディアが14日伝えた。79歳だった。

 パチャウリ氏は2002年から15年までIPCC議長を務め、IPCCが07年にゴア元米副大統領とともにノーベル平和賞を受賞した際は、授賞式に出席した。09年には日本政府が旭日重光章を授与した。

 1940年、当時の英領インド北部(現インド北部ウッタラカンド州)生まれ。インド国鉄勤務などを経て米国に留学し、米国やインドで研究を続けた。81年にインドのシンクタンク「エネルギー資源研究所(TERI)」所長に就任した。

 15年にTERIの女性職員へのセクハラ疑惑が浮上し、IPCC議長を辞任。16年にはTERIの所長も退いた。(c)時事通信社