【2月14日 時事通信社】韓国の朴槿恵前大統領(収賄罪などで公判中)の親友で、大企業に資金拠出を強要した罪などに問われた崔順実被告(63)の差し戻し審で、ソウル高裁は14日、崔被告に懲役18年と罰金200億ウォン(約18億円)の実刑判決を言い渡した。

 二審判決は懲役20年と同額の罰金だったが、最高裁は昨年8月、強要罪のうち一部は無罪にすべきだと判断。ソウル高裁に審理を差し戻していた。

 裁判長は14日の判決で、崔被告らによる国政介入事件が「憲政史上初めての大統領弾劾を招いた」と糾弾。弾劾で生じた国民の対立は現在も続いており、崔被告は「相応する厳しい責任を追うことは避けられない」と強調した。

 韓国メディアによると、崔被告の弁護士は判決を批判しており、崔被告と相談の上、再上告するか決めるという。(c)時事通信社