【2月14日 時事通信社】ブラジルの科学者らによると、氷に覆われている南極の気温が9日、観測史上初めて20度を突破して20.7度に達した。主要紙エスタド・デ・サンパウロなどが13日伝えた。

 南極半島北端に浮かぶマランビオ島(シーモア島)で計測。南極大陸の最高気温は2015年3月に記録された17.5度だが、6日には近くにあるアルゼンチンのエスペランサ基地で18.3度が観測されていた。

 ブラジル・ビソザ連邦大のシェフェル教授は「2月の6~11日は歴史的に異常だった。毎日正午には気温が16度以上に達した。9日がピークだった」と指摘。「短期間な気象記録ではあるが、(気温上昇の)長期拡大傾向の兆候かもしれない」と話している。(c)時事通信社