【2月14日 時事通信社】ジョンソン英首相は13日の内閣改造で、新財務相にリシ・スナク氏(39)を起用した。スナク氏は日本で「ハゲタカ」と呼ばれた英投資ファンドのザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)で経営幹部を務めた人物として知られる。

 TCIは2007年から08年にかけて、日本の電力卸大手、電源開発(Jパワー)の大株主として同社に大幅増配を要求し、当時の経営陣と激しく争った。株買い増しをめぐって日本政府ともぶつかり、資本市場で「ハゲタカ」「モノ言う株主」として存在感を発揮した。

 本人のウェブサイトや英メディアなどによると、スナク氏は医師の父と薬剤師の母の間に1980年に生まれた。英オックスフォード大や米スタンフォード大大学院に進学。実業界では米投資銀行ゴールドマン・サックスを経てTCIに入った。06年に20代で経営幹部となったが、09年に退社。15年の総選挙で初当選した。(c)時事通信社