【2月13日 AFP】欧州航空機大手エアバス(Airbus)は13日、2019年の純損益が13億6000万ユーロ(約1620億円)だったとする決算報告を発表した。汚職疑惑をめぐる36億ユーロ(約4300億円)の罰金の支払いと、A400M輸送機の開発費用が響いた。

 同社によると、営業利益は69億ユーロ(約8230億円)に上っており、また商用機の納入数についても、2019年には863機だったのに対し、20年には880機を目指すとしている。

 同社は汚職疑惑に関連し、英仏米に対する和解金となる計36億ユーロの罰金の支払いに合意していた。

 商用機の受注数では、2018年の747機から19年には768機に増加したという。(c)AFP