【2月15日 CNS】中国・山東省(Shandong)青島市(Qingdao)の桟橋景観区(Qingdao landing stage)で、職員がカモメに餌を与えていた。新型コロナウイルスによる肺炎の影響で、人が集まることで感染が拡大するのを避けるため、この景観区は閉鎖されている。

 職員たちは、企業から提供された食べ物を決まった時間に砂浜にまいている。観光客がいなくなり、数千羽にも上るカモメは餌が少なくなってしまったのだ。

「桟橋でのカモメ観賞」は以前から青島の代名詞ともいえる観光名物で、毎年10万羽を超すカモメの群れが青島の沿岸で越冬している。(c)CNS/JCM/AFPBB News