【2月12日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)は10日、2020年シーズンを戦うマシンのカラーリングを公開した。英ロンドンで行われた発表会では、英化学大手のイネオス(Ineos)と5年間のパートナーシップ契約を結んだことも明かされた。

 メルセデスが2021年以降もF1に参戦するかは現時点で確定していないが、チームのトト・ヴォルフ(Toto Wolff)代表は、イネオスとのパートナーシップについて「F1における将来のプランを決める大きな基礎となる」と話した。

 ジム・ラトクリフ(Jim Ratcliffe)会長が率いるイネオスは、自転車ロードレースの強豪チームイネオス(Team Ineos、元チームスカイ<Team Sky>)を所有しているほか、エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge、ケニア)のマラソン2時間切りの挑戦を支援するなど、スポーツ界への投資が続いている。

 F1の新シーズンは、3月15日に決勝が行われるオーストラリアGP(Australian Grand Prix 2020)で幕を開ける。(c)AFP