【2月12日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリ(Ferrari)は11日、2007年以来のドライバーズタイトル獲得を目指す2020年シーズンの新車「SF1000」を発表した。

 新車の名称は、フェラーリがシーズン中にグランプリ参戦1000レース目を迎えることを踏まえてのもので、マッティア・ビノット(Mattia Binotto)チーム代表は「今年は特別な年だ。F1の70周年というところからスタートして、われわれはシーズン中にGP1000レースという信じられない数字に到達する」と話した。

 そうした節目を意識して、チームは今回、伝統の新車発表の場であるイタリア・マラネッロ(Maranello)郊外の拠点ではなく、レッジョエミリア(Reggio Emilia)の近くにあるムニキパーレ劇場(Teatro Romolo-Valli)で盛大にお披露目を行った。

 フェラーリのジョン・エルカン(John Elkann)会長は「ここはわが国にとって非常に大切な場所」「この町で、イタリア国旗となる三色旗が生まれた。われわれはイタリアという国、そして自分たちが国を代表していることを誇りに思っている」とコメントした。

 SF1000は昨季のマシン「SF90」よりもコンパクトで、赤のカラーリングは深みが増している。このマシンを使って、チームは2007年以来のドライバーズタイトル、また2008年以来のコンストラクターズタイトル獲得を目指す。

 ビノット代表は「見た目はSF90によく似ているかもしれないが、全く別物であることを約束する」「われわれは現在も、特に信頼性の面で進化を必要としている」と話し、新シーズンだけでなく、新規則が施行される2021年シーズンへの準備という「二重のチャレンジ」に対応したマシンだと明かした。

 F1の新シーズンは、3月15日に決勝が行われるオーストラリアGP(Australian Grand Prix 2020)で幕を開ける。(c)AFP