【2月11日 AFP】米国防総省は10日、イランが先月実施したイラクの米軍駐留基地に対するミサイル攻撃で、米兵109人が「軽度の」外傷性脳損傷の診断を受けたと明らかにした。これまで同省は負傷者の数について60人余りとしていたが、大幅に増えた形となった。

 109人のうち76人はすでに原隊復帰したが、残る33人は今も検査と治療を受けている。

 イランは1月7日夜から8日未明にかけ、イラク西部のアサド(Al-Asad)空軍基地をミサイルで攻撃。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は当初、米国人の負傷者はいなかったと表明したが、米当局はその後、兵士11人が負傷したと発表していた。(c)AFP