【2月10日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2020)は9日、第2節の試合が行われ、強風の中で試合に臨んだフランスは35-22でイタリアに勝利した。

 猛烈な暴風雨「キアラ(Ciara)」の影響で欧州各地のスポーツイベントが延期になる中で実施された試合は、フランスがイタリアの逆襲をしのいで大会2連勝。さらにロマン・ヌタマック(Romain Ntamack)とバティスト・セラン(Baptiste Serin)の見事なトライなどでボーナスポイントも獲得した。

 主将のシャルル・オリヴォン(Charles Ollivon)は「全てが完璧には行かなかったが、必要なプレーをした」「前線については整理しなくてはならないこともあるが、スクラムは割合に良かった」とコメントした。

 対するイタリアは、快足ウイングのマッテオ・ミノッツィ(Matteo Minozzi)と、交代出場したフッカーのフェデリコ・ザーニ(Federico Zani)、さらにマッティア・ベリーニ(Mattia Bellini)がトライを挙げたが、大会での連敗が24試合に伸びた。

 主将のルカ・ビジ(Luca Bigi)は英BBCに対して「良いパフォーマンスを出し、攻撃面の強さを見せることができた」と話した。

「ドライビングモールからトライも決めたし、終盤にも決めて最後まで諦めなかった。次につながるポジティブな試合だし、このチームの一員であることをとても誇りに思う」「前節はターンオーバーが多すぎたが、きょうは改善された。みんな驚くほど頑張っていた」 (c)AFP/Illtud DAFYDD