【2月10日 Xinhua News】春節(旧正月、Lunar New Year)連休中の1月24日から1月30日まで、中国銀聯(China UnionPay)のオンライン取引件数は前年同期比13.21%増の13億8000万件、取引額は同13.3%増の1兆3184億5500万元(1元=約16円)だったことが中国銀聯への5日の取材で分かった。

 同社の関係者によれば、新型コロナウイルスによる肺炎感染の発生以降も、銀行カードによる銀行間決済の安定した運営、各地のさまざまな決済サービスの秩序ある安定した展開を確保している。特に湖北省(Hubei)など、新型肺炎の感染が深刻な地域のオンライン取引とオフライン取引の環境に対するモニタリングと保障を強化している。

 銀聯のデータによると、春節連休中の1月24日から30日にかけてオンライン決済が急増し、前年同期比46.79%増加した。同時にモバイル決済業務も増加し、モバイル決済サービスアプリ「雲閃付(QuickPass)」の取引件数が同23%増加した。

 金融市場の春節明けの取引再開の初日に当たる2月3日、銀聯は複数の措置を並行して、金融ハブとしての役割を大いに果たし、銀行カードによる銀行間取引のマネーフローを保障して、企業が整然と操業を再開できるようしっかりとした支援を行っている。同日、銀聯が処理した銀行間取引は合計4兆5000億元だった。

 今回の新型肺炎に対して、銀聯は決済アプリ「雲閃付」を通じた口座振替、カード決済の無料返金処理、スマホ入金、公共料金の支払いなど複数のオンライン決済サービスを提供しており、610の銀行の残高照会、150行近い銀行のクレジットカード決済と照会を行っている。このほかにも、大手商業銀行と連携し、感染対策期間中の感染重点地域に対する銀行間の現金引き出し手数料の減免、消費サービスの手数料優遇などの措置を徐々に実施している。

 銀聯は、感染対策期間中は決済システムの24時間サービスを保証し、個人や業者向けなどの感染対策関連資金を保障するとしている。(c)Xinhua News/AFPBB News