【2月9日 AFP】女子テニスの国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup 2020)は8日、予選ラウンドが各地で行われ、米国が最終試合のダブルスに持ち込まれながらも、ラトビアを3勝2敗で辛くも振り切り、決勝ラウンド進出を決めた。

 ホームの米国は2勝0敗とリードしてこの日を迎えたが、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2020)女王のソフィア・ケニン(Sofia Kenin)が元全仏オープン(French Open 2017)女王のエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko)に3-6、6-2、2-6で敗れた。

 予選突破へ望みをつないだラトビアは、今度はアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova)がセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)を7-6(7-5)、3-6、7-6(7-4)で撃破。今回約5年ぶりにフェドカップのシングルスに出ているセレーナは疲れを見せ、同大会のシングルスでは自身初黒星を喫した。

 セレーナとケニンが金星を献上して2勝2敗となった米国だったが、迎えた最終試合のダブルスではベタニー・マテック・サンズ(Bethanie Mattek-Sands)/ケニン組が6-4、6-0でオスタペンコ/セバストワ組を下し、4月にハンガリー・ブダペストで行われる決勝ラウンドの切符をつかんだ。(c)AFP