【2月9日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は8日、第21節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)との打ち合いに3-4で敗れ、勝ち点で首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に並ぶチャンスを逃した。

 レバークーゼンは2-3で迎えた残り20分の場面でレオン・ベイリー(Leon Bailey)を投入すると、ジャマイカ代表のウインガーは81分に同点ゴールをマーク。その直後にはベイリーの独創的なバックヒールから最後はラース・ベンダー(Lars Bender)のヘディングが決まり劇的な勝利を手にした。

 チーム加入後4試合で8得点を挙げていたアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が初めてノーゴールに終わったドルトムントは、勝ち点を39から伸ばすことができず、3位にとどまった。

 この結果レバークーゼンは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権を獲得する4位と2ポイント差の5位につけた。

 今季の失点数が32となったドルトムントは、バイエルンが9日にホームで2位のRBライプツィヒ(RB Leipzig)に勝利した場合、勝ち点差を6に広げられることとなる。

「われわれはいくつか問題を抱えている。失点数が多すぎる」とチームに苦言を呈したドルトムントのルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督は、「もっとうまく状況をコントロールし、よりスマートにプレーしなければならない」と続けた。(c)AFP/Ryland JAMES