【2月9日 Xinhua News】新型コロナウイルスによる肺炎の予防と抑制を強化するため、中国重慶市(Chongqing)栄昌区(Rongchang)の多くの居住区では同市牧畜科学院の専門家の指導のもと、出入り口に感染対策のための「消毒トンネル通路」を設置している。

 同区のある居住区の入り口には長さ約5メートルの消毒トンネル通路が設けられ、住民は体温チェックを受けた後、このトンネルを通り抜けて帰宅する。使用される消毒薬は広州徳能熱源設備(DERON)製の複合過酢酸製剤および「84消毒液」で、ウイルス除去効果があるとされる。この消毒方法は当初、家畜飼育場で用いられ、アフリカ豚コレラの感染防止に使われていたという。現在、同区の多くの閉鎖式居住区に消毒トンネル通路が設置されている。(c)Xinhua News/AFPBB News