【2月5日 AFP】スーダンのアブデル・ファタハ・ブルハン(Abdel Fattah al-Burhan)統治評議会議長は4日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と前日3日に会談したことについて、スーダンの安全保障に対する責任から会談を決定したと述べた。

 両者の会談についてはスーダン閣僚の間でも驚きが広がっているが、ブルハン氏は「国家の安全を守り、スーダン国民の究極的な利益を達成するという責任を負う立場から、この一歩を踏み出した」と説明した。

 イスラエルは3日、ネタニヤフ首相がウガンダの都市エンテベ(Entebbe)でブルハン氏と会談し、両者が「両国の関係正常化に向けて協力することで合意した」と発表。

 数十年に及んだオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の独裁政権下で国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)など強硬なイスラム過激派を支援していたスーダンは、イスラエルと厳密には戦争状態にある。バシル氏は昨年、大規模な抗議デモの末に退陣に追い込まれた。

 パレスチナ指導部はスーダンとイスラエルの首脳会談を「裏切り行為」と非難。ネタニヤフ首相と米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は先日、イスラエル寄りだと多方面から問題視されている中東和平案を公表したばかり。(c)AFP/Jay Deshmukh with Abdelmoneim Abu Idris Ali in Cairo