【2月5日 AFP】19-20フランス・リーグ1は4日、第23節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はアウェーでナント(Nantes)を2-1で下し、公式戦の無敗を20試合に伸ばした。

 マウロ・イカルディ(Mauro Icardi)とティロ・ケーラー(Thilo Kehrer)が前半と後半にそれぞれゴールを挙げたPSGは、5日にサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)とのアウェーゲームを控えている2位オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)との勝ち点差を15に広げた。

 肋骨(ろっこつ)の負傷でネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を欠いたPSGは試合の大半を支配し、イカルディの先制点をお膳立てしたのは、前週末のリーグ戦で途中交代の際にトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督と口論しながらも、この日先発出場したキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)だった。

 アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が、左サイドを突破したエムバペからの折り返しに合わせると、ボールはイカルディに当たってゴールネットに吸い込まれた。

 しかしPSGは68分、DFプレスネル・キンペンベ(Presnel Kimpembe)がミスを犯し、モーゼス・サイモン(Moses Simon)に突破されて1点を返されるなど、終盤にはひやりとする展開となった。

 PSGのトゥヘル監督は、仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に「70分間のパフォーマンスには興奮しているし、とても満足している」とした上で、「われわれは4点を決めるべきだったが、2ゴールしか挙げられなかった。そしてあのようなミスが起きた。やや自信過剰だったと思う」と話した。(c)AFP