【2月4日 AFP】中国の最高指導部は3日、新型コロナウイルスの流行への対応で「欠点と不足」があったと認めた。

 同国での新型コロナウイルスによる死者は同日、57人増加し、361人となった。1日の死者としては、武漢(Wuhan)で昨年末にウイルスが見つかって以降で最大となった。

 国営新華社(Xinhua)通信によると、同国の最高指導部にあたる政治局常務委員会は「流行への対応で明らかになった欠点と不足」への対応として、「国家の緊急管理体制」を改善すべきと指摘。「市場の監視を強化し、違法な野生生物市場と取引を断固として禁止し、厳しく取り締まる」必要があるとした。

 政府はまた、医療機器やマスク、防護服、安全ゴーグルが「緊急に」必要だとも述べた。(c)AFP/Jing Xuan Teng and Beiyi Seow