【2月3日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン(Waste Management Phoenix Open 2020)は2日、米アリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)のTPCスコッツデールGC(TPC Scottsdale、パー71)で最終日が行われ、ウェブ・シンプソン(Webb Simpson、米国)がトニー・フィナウ(Tony Finau、米国)とのプレーオフを制し、ツアー通算6勝目を挙げた。

 首位のフィナウと1打差で出たシンプソンは、16ホールを終えた時点では差を2打に広げられていたが、17番で2パットからのバーディー、最終18番で5メートル弱のバーディーパットを決め、上がり2ホールでスコアを通算17アンダーにまで伸ばした。

 対するフィナウは、最終ホールで約2.5メートルのバーディーパットを決めていれば優勝だったが、これをカップに流し込むことができず、大会はこの5年間で4回目となるプレーオフ決着に持ち込まれた。

 そして迎えたプレーオフでは、シンプソンがティーショットをフェアウエーに乗せて再びバーディーを奪ったのに対し、フィナウは第1打をバンカーに入れ、2016年のプエルトリコ・オープン(Puerto Rico Open 2016)以来となるツアー2勝目にはまたしても手が届かなかった。(c)AFP