【2月2日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2020)開幕戦のアイルランド戦で、痛恨のミスを犯したスコットランド主将のスチュアート・ホッグ(Stuart Hogg)が自身の「学生レベルのミス」を悔やんだ。

 しかしホッグは、イングランドとの第2節が次週に控える中で、ミスを引きずらないようにしたいとも話している。

 スコットランドはリードを許していた後半、ホッグがトライ直前でノックオンを犯し、アダム・ヘイスティングス(Adam Hastings)のペナルティーゴールによる3点を加えることしかできなかった。そして結局、2010年以来となる敵地でのアイルランド戦勝利を飾れた可能性もあった試合で、手痛い敗北を喫した。

 ホッグは「学生レベルのミスだった」「起こったことは変えられないし、受け入れなくてはならない。仲間には謝罪した」「フォワード陣が見事なお膳立てをしてくれたのに、ラインを越えたところでボールをこぼしてしまって本当に悔しい」とコメントした。

 チームを率いるグレガー・タウンセンド(Gregor Townsend)ヘッドコーチ(HC)は、ホッグは試合を通じて素晴らしいプレーを見せたし、そのことを喜ぶべきだと話した。

「彼は長年ラグビーをプレーしてきた選手」「これまでにもミスはあったし、今回の失敗がその中でどのあたりに位置するかをランク付けしても仕方がない」

「きょうのホッグは飛び抜けていた。キックは見事で、非常に良くチームを引っ張っていた。そのことを誇るべきだ」 (c)AFP