【2月2日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2020)が1日に開幕し、ジョニー・セクストン(Johnny Sexton)が一人でチームの全得点を挙げたアイルランドが19-12でスコットランドを退け、アンディ・ファレル(Andy Farrell)新ヘッドコーチ(HC)の初陣を勝利で飾った。

 セクストンは1トライの他にキックで得点を重ね、テストマッチ通算800得点を突破した。しかしチームは、スコットランド主将のスチュアート・ホッグ(Stuart Hogg)がトライのタッチ直前でボールをこぼすなど、相手が数多く好機を逃した中での勝利だった。

 FLのピーター・オマホニー(Peter O'Mahony)は、英民放ITVに対して「スコットランドはスーパーなチーム」「彼らとの試合はいつもぎりぎりの戦いになる。彼らが見せてきたスタイルの証しで、きょうもすごく苦しめられた」とコメントした。

 敗れたスコットランドは、これで2010年を最後にアイルランドとのアウェーゲームで勝利がない。PRザンダー・フェーガソン(Zander Fagerson)はBBCラジオ・スコットランド(BBC Radio Scotland)に対して「非常に残念だ」「素晴らしいラグビーをし、かなりチャンスを作ったが、相手の22メーターライン内での落ち着きが足りなかった」と話した。(c)AFP/Pirate IRWIN