【2月1日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレーシングポイント(Racing Point)が、2021年シーズンからアストンマーティン(Aston Martin F1)に名称を変更することになった。経営を軌道に戻すべく多額の資金を調達した英高級車メーカーのアストンマーティンが31日、発表した。

 息子のランス・ストロール(Lance Stroll)がレーシングポイントでドライバーを務めるカナダ出身の富豪ローレンス・ストロール(Lawrence Stroll)氏は、経営難のアストンマーティンに5億ポンド(約715億円)の資金を注入することで合意。これが、今回の名称変更につながった。

 ローレンス氏率いる投資家グループは、1億8200万ポンド(約260億円)でアストンマーティンの株式の20パーセントを取得する見込みで、同氏はペニー・ヒューズ(Penny Hughes)氏に代わり、新会長となる。

 アストンマーティンは「レーシングポイントF1チームは、2021年シーズンからアストンマーティンF1となる。当初10年間の合意となっている」と発表している。(c)AFP