【2月1日 Xinhua News】防護服やマスク、ゴーグルなど新型コロナウイルスによる肺炎の予防・抑制に使われる支援物資を満載した米シカゴからのボーイング(Boeing)747型貨物専用機のチャーター便が1月30日、中国・江蘇省(Jiangsu)無錫市(Wuxi)の蘇南碩放国際空港(Sunan Shuofang International Airport)に到着した。

 これは新型コロナウイルスによる肺炎が発生して以来初の、米国からの支援物資を輸送した貨物専用チャーター機で、武漢(Wuhan)で使われる7万9千セットの医療用防護服を含む281万元(1元=約16円)相当の支援物資を運んだ。

 今回のチャーター機による支援物資輸送の活動は、ニュース検索サイトの「一点資訊」と「中華思源工程扶貧基金会」が共同で発起。チャーター料金と支援物資購入費用の80%を一点資訊公司が負担し、残りはワシントン、ニューヨーク、イリノイなど20余りの州の華僑・華人と留学生が寄付した。

 支援物資は通関後、速やかに武漢に輸送され、現地の病院に届けられる。(c)Xinhua News/AFPBB News