【2月1日 AFP】米大統領選の民主党候補指名争いの初戦となる党員集会を週明けの3日に控えたアイオワ州で、主要候補の一人、エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員の愛犬「ベイリー(Bailey)」が、不在のご主人様に代わって選挙運動を展開中だ。

 アイオワ州での勝敗は今後の指名争いの行方を占う。だが、地元主要紙の支持を獲得しているウォーレン氏をはじめ、バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員やエーミー・クロブシャー(Amy Klobuchar)上院議員ら複数の民主党候補が、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の弾劾裁判に出席するため首都ワシントンにとどまらざるを得ず、重要な一戦に向けた選挙運動に支障が出ている。

 ウォーレン氏の陣営では今週、ゴールデンレトリバーのベイリーをはじめとする「代理チーム」がアイオワ州入り。まだ投票先を決めていない有権者たちへの支持拡大を目指し、ご主人様の代わりにアピールしている。

 映像は1月29日撮影。(c)AFP