【1月30日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は30日、女子シングルス準決勝が行われ、四大大会(グランドスラム)通算2勝のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が7-6(10-8)、7-5で大会第4シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を破り、初の決勝へ駒を進めた。

 過去に世界ランキングで1位に立ちながら、スランプに陥って今大会にはノーシードとして出場している26歳のムグルサは、もう一方の準決勝で現世界女王のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)を倒す番狂わせを起こした第14シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)と決勝で対戦する。

 自身と同じく全仏オープンテニス(French Open)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)でタイトルを獲得したことがあるハレプを撃破し、ベストの状態に戻ったことを完全に証明してみせたムグルサは、「決勝に進めて非常に興奮している」と喜んだ。

「リードされている感じがしなかった。プレーを続けていけば、チャンスが出てくると思っていた」「幸運なことに、これから決勝までに回復して準備を整える時間が2日ある。私たち選手はみんな、こうしたコートで、きょうのような観客の前でプレーできるようにキャリアを通してトレーニングを積んでいる」 (c)AFP