【1月31日 Xinhua News】中国天津(Tianjin)税関によると、2019年に天津口岸(通関地)から輸入された液化天然ガス(LNG)は1020万4900トンで、中国総輸入量の10.8%を占め、全国の首位となった。

 高品質で効率が高く、環境に優しいクリーンな低炭素エネルギーであるLNGの輸入は、華北地域の暖房シーズンの天然ガスの安全で安定した供給の需要に確実に応え、京津冀(北京市・天津市・河北省)地域の環境対策とクリーンエネルギー発展への支援となっている。

 輸入された天然ガスは主に山東省(Shandong)や山西省(Shanxi)、陝西省(Shaanxi)、河南省(Henan)、河北省(Hebei)、北京市、天津市の各地域のガス供給に用いられ、これらの地域の冬の暖房と住民の生活燃料用ガス、工業用ガス、LNGバスを含む新エネルギー車などのガス需要に広範に対応している。

 天津口岸のLNG輸入元国は豪州やロシア、ナイジェリアなど10カ国で、豪州が主な輸入元となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News