【1月30日 AFP】サッカーイタリア杯(Italian Cup 2019-20)は29日、準々決勝が行われ、インテル(Inter Milan)はアントニオ・カンドレーヴァ (Antonio Candreva)とニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)が得点を挙げ、フィオレンティーナ(Fiorentina)を2-1で下して4強入りを果たした。

 セリエAで3戦連続ドローに終わっていたインテルは、この日もベストとは程遠いパフォーマンスだったが、ナポリ(SSC Napoli)が待つ準決勝に駒を進めた。もう一方のカードでは、ユベントス(Juventus)とACミラン(AC Milan)が対戦する。

 カンドレーヴァの得点で前半終了間際に先制したインテルは、60分にマルティン・カセレス(Martin Caceres)にヘディングを決められ同点に追いつかれたが、その7分後にはバレッラが強烈なボレーシュートを突き刺し、これが決勝点となった。

 28日にイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)から加入したクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)は、勝ち越し点が決まる直前、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)との交代で途中出場しデビューを果たした。

 インテルのアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は、「エリクセンはきのうチームとのトレーニングを始めたばかりだったから、こんなに早く起用するつもりはなかった。だが、プレーできるMFはマティアス・ベシーノ(Matias Vecino)とバレッラしかいなかった」とコメントした。

「エリクセンには個性があり、彼はクオリティーの水準を上げる」 (c)AFP