【1月29日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は29日、女子シングルス準々決勝が行われ、ガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が大会第30シードのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)を7-5、6-3で下し、初の4強入りを果たした。

 過去に世界ランキング1位を記録しながら、今大会にはノーシードで臨んでいる26歳のムグルサは、この日も復活を印象付けるプレーを披露。準決勝では自身と同じく2度の四大大会(グランドスラム)優勝を誇る第4シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)との対戦が決まった。

 グランドスラムでは2018年の全仏オープンテニス(French Open 2018)以来となるベスト4入りを果たした世界ランク32位のムグルサは、「そこまで調子が良くなく、とにかくファイトして踏ん張らなくてはならないときもある」と話し、「第1セットは非常に厳しかった。1時間くらいかかったと思うが、非常に重要なセットだったから取れてよかった」と続けた。

「ここで初めて準決勝でプレーすることにわくわくしている。彼女(ハレプ)のことはもう何年も見てきたし、タフな試合になるのは分かっている」

 30日に行われるもう一方の準決勝では、第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)と第14シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)が激突する。(c)AFP/Peter STEBBINGS