【1月29日 AFP】イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)は28日、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)からMFクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)を獲得したと発表した。

 2000万ユーロ(約24億円)と報じられる移籍金に両クラブが合意した後、インテルと2024年までの契約を結んだ27歳のエリクセンは、クラブの公式チャンネルに「加入が待ちきれなかった」と語った。

「ここに来られて素晴らしい気分だ。インテルの新加入選手になることができうれしい」

「とても高揚しているし、ファンに自己紹介するのが待ちきれない。すでにファンの温かさは感じたし、素晴らしい歓迎を受けている。最高の気分」

 2013年にオランダ1部・エールディビジのアヤックス(Ajax)からトッテナムに加入したデンマーク代表のエリクセンは、同チームで公式戦305試合に出場し69得点をマーク。

 マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)前監督の下で昨シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)決勝進出を果たし、プレミアリーグで4シーズン連続となるトップ4入りを果たしたトッテナムで重要な役割を担った。

 しかし、今シーズンまでとなっていたトッテナムとの契約の延長を拒否し、今月での移籍か今季終了後のフリートランスファーは避けられない状況だった。

 トッテナムは同日、スペイン1部リーグのレアル・ベティス(Real Betis)からローンで加入しているMFジオヴァニ・ロ・チェルソ(Giovani Lo Celso)が、完全移籍でチームに加わることになったと発表している。(c)AFP