【1月28日 AFP】(更新)米国防総省は27日、アフガニスタン東部ガズニ(Ghazni)州で米軍用機が墜落したことを認めた。アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は同機を撃墜したことを示唆したが、同省はこれを否定している。

 アフガニスタン駐留米軍の報道官、サニー・レゲット(Sonny Leggett)大佐の発表によると、墜落したのは同地域で通信中継機として使用されているボンバルディア(Bombardier)E11A型機。レゲット大佐は「墜落の原因は調査中だが、敵側からの撃墜を示唆するものはない」としたが、死傷者の有無については明らかにしなかった。

 ガズニ州は大部分がタリバンの支配下や影響下にあり、当局者の立ち入りが難しい状況にある。タリバンの報道官は、同州で米国の航空機が墜落したと発表。ただタリバン側の情報は錯綜(さくそう)しており、別の声明では同機を撃墜したと主張していた。(c)AFP