若手躍動のアーセナルがFA杯5回戦へ、「ハングリー精神」を監督称賛
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【1月28日 AFP】イングランドFAカップ(FA Cup 2019-20)は27日、4回戦が行われ、アーセナル(Arsenal)はブカヨ・サカ(Bukayo Saka)とエディ・エンケティア(Eddie Nketiah)がゴールを挙げ、敵地でボーンマス(AFC Bournemouth)に2-1で勝利した。
この一戦で若手選手を起用したアーセナルは、サカやエンケティア、ジョー・ウィロック(Joe Willock)が決定的なパフォーマンスを披露してミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督の信頼に応え、5回戦ではアウェーでフットボールリーグ1(3部)のポーツマス(Portsmouth FC)と対戦することになった。
18歳のサカが今季3点目となる華麗なゴールを決めて開始早々に先制したアーセナルは、エンケティアが前半のうちに追加点をマーク。アルテタ監督は、現役時代の2014年と2015年にアーセナルの一員として経験したFAカップ優勝の再現へ一歩近づいた。
対するボーンマスは試合終了前にサム・サリッジ(Sam Surridge)が1点を返したが、再試合に持ち込むには遅すぎた。
アルテタ監督は「とてもうれしい。ここで勝利するのはいつだって難しいが、われわれは若いチームでもそれをやってのけた」「彼らのことをとても信頼している。しっかりと成長していると思う。熱心でハングリー精神があり、これからは良くなってしかいかない」とコメントした。
また、同日には5回戦の組み合わせ抽選会が行われ、プレミアリーグで首位を走るリバプール(Liverpool FC)は、3部のシュルーズベリー・タウンFC(Shrewsbury Town FC)との再試合で勝利すれば、チェルシー(Chelsea)と対戦することが決まった。
リバプールは26日に行われた試合で2点をリードするもシュルーズベリーに追いつかれ、リーグ戦のウインターブレーク中に本拠地アンフィールド(Anfield)で再試合を行うことになった。
FAカップ5回戦の組み合わせは以下の通り。
シェフィールド・ウェンズデイ(Sheffield Wednesday)対マンチェスター・シティ(Manchester City)
レディング(Reading FC)とカーディフ・シティ(Cardiff City)の勝者対シェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)
チェルシー対シュルーズベリーとリバプールの勝者
ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion、WBA)対ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)とオックスフォード・ユナイテッド(Oxford United)の勝者
レスター・シティ(Leicester City)対コベントリー・シティ(Coventry City)とバーミンガム・シティ(Birmingham City)の勝者
ノーサンプトン・タウン(Northampton Town)とダービー・カウンティ(Derby County)の勝者対マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)
サウサンプトン(Southampton FC)とトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の勝者対ノリッジ・シティ(Norwich City)
ポーツマス対アーセナル
(c)AFP