【1月27日 AFP】(更新)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は27日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第4シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は第16シードのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)を6-4、6-4で下し、準々決勝進出を決めた。

 四大大会(グランドスラム)2勝を誇る元世界ランキング1位のハレプは、今大会4試合で1セットも落としておらず、絶好調な様子がうかがえる。この日の勝利で、大会後には世界ランキング2位に浮上することも確定した。

 第2セットでは緊張する場面もあったハレプは、「自分を落ち着かせないといけなかった。コート上でナーバスになると混乱してしまうから、冷静さを保ち、ボックスから力をもらいながら後ろを振り返らずにプレーする必要があった」と話した。

 今大会では第2シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)や連覇を狙った第3シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)らトップ10シードのうち6人が3回戦で姿を消し、ハレプは勝ち残っている中ではトップシードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)に次いでシードの高い選手となっている。

 全豪オープンでは2018年に準優勝しているハレプは、同日の試合で18歳のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)に競り勝った第28シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)と準々決勝で顔を合わせる。(c)AFP