リバプールがFA杯で3部とドロー、指揮官は再試合でも若手起用へ
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【1月27日 AFP】イングランドFAカップ(FA Cup 2019-20)は26日、4回戦が行われ、リバプール(Liverpool FC)は2点のリードを守りきれず、フットボールリーグ1(3部)のシュルーズベリー・タウンFC(Shrewsbury Town FC)と2-2で引き分け、再試合が決まった。
リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督はこの日、敵地で勝利を収めた23日のウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)戦から11人を入れ替えるなど、30年ぶりのプレミアリーグ優勝に注力を大きく傾けていることを示した。
クロップ監督はまた、チームはリーグ戦で2週間のウインターブレークに入るため、本拠地アンフィールド(Anfield)で行われる再試合にはより若いチームで臨むだろうと認めた。
U-23チームのニール・クリッチリー(Neil Critchley)監督に再試合の指揮を任せることを検討しているクロップ監督は、「選手たちには2週間前、ウインターブレークがあるから出場できないだろうとすでに話している」とコメントした。
「試合に出場するのは若手選手になるだろう」
15分、18歳のカーティス・ジョーンズ(Curtis Jones)が冷静にゴールを奪い先制に成功したリバプールだったが、シュルーズベリーがハーフタイムまでに追いつけるチャンスを幾度も逃す中、落ち着いた様子は一切なかった。
一方、ドナルド・ラブ(Donald Love)の風変わりなオウンゴールで46分にリードを広げられたシュルーズベリーだったが、欧州王者に衝撃を与えるチャンスを諦めておらず、途中出場のジェイソン・カミングス(Jason Cummings)がPKを決めてなんとか1点を返した。
すると75分、カミングスは低いシュートでGKアドリアン(Adrian)を打ち破り、本拠地ニュー・メドウ(New Meadow)に歓喜をもたらした。
カミングスは「世界最高のチームを相手に夢がかなった。アンフィールドでの再試合がすべてだ」と語った。(c)AFP/Kieran CANNING