【1月25日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は25日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第4シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は6-1、6-4でユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)を退け、16強入りを果たした。

 2度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るハレプは、大会で続出している大物食いの餌食になることなく、次戦は第16シードのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)と世界600位のキャサリン・ベリス(Catherine Bellis、米国)の勝者と対戦する。

 今大会では24日に女王の大坂なおみ(Naomi Osaka)やセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が敗れると、この日も第2シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が姿を消している。

 それでも、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)を制しているハレプは「他の選手については気にしていないし、自分のことに集中している。このレベルではどんな試合も厳しい」とコメントしている。

 また、こちらもグランドスラム優勝経験を持つ第17シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は6-2、6-7(4-7)、6-3で世界102位につけるカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi、イタリア)を振り切り、勝ち上がりを決めた。

 次戦ではプリスコバを破った第30シードのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)と相まみえる。(c)AFP