【1月25日 AFP】19-20イタリア・セリエAは24日、第21節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)のチャンスメークからアンテ・レビッチ(Ante Rebic)がゴールを決めてブレシア(Brescia Calcio)に1-0で勝利し、今季初の3連勝を飾った。

 イブラヒモビッチは前半に決定機を逃したが、71分にクロスを供給すると途中出場のレビッチがここ2試合で3点目となるゴールをマークした。イブラヒモビッチの復帰以降ミランは、リーグ4試合で勝ち点10を獲得している。

 この結果、ステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督率いるミランは、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)の出場圏内の6位に浮上し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権が与えられる4位との勝ち点差を7に縮めた。

「美しいミランではなかったが勝った」と話したピオリ監督は、「われわれはもっと良いプレーができるが、姿勢は素晴らしかった。今は相手を苦しめる方法を理解している。こういう内容を続ける必要がある」と続けた。

 イタリア杯(Italian Cup 2019-20)を含めて公式戦4連勝のミランは、28日に同大会の準々決勝でトリノ(Torino FC)と対戦する。

「われわれは復活の途上だ」と手応えを口にしたピオリ監督は、「ピッチ上と試合に臨む姿勢の両方で、今や完全に異なるチームだ。イブラはピッチの内外で価値を与えてくれたが、(アタランタ<Atalanta>に0-5で敗れた)ベルガモ(Bergamo)での屈辱以降、チームとして好転しつつある」 (c)AFP/Emmeline MOORE