【1月25日 AFP】男子テニス世界ランク1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が24日、前日の試合で誤ってショットを当ててしまったボールガールと再会を果たし、もう一度その懐に入り込んだ。

 23日に行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)男子シングルス2回戦で、ナダルは放ったショットが不運にもボールガールに直撃してしまうというショッキングな場面に遭遇。無事を確かめると、その少女の頬にキスをした。

 この日、33歳のナダルは「彼女とその家族に対面する機会があった」と、ツイッター(Twitter)に投稿。「コート上で最も恐怖を感じた瞬間だったが、彼女が健康そうでとてもうれしい。アニータ(Anita)は勇敢な少女だ!」と続けた。

 地元の報道によると、ナダルは13歳のアニータさんに「私の友人、アニータへ」とサインを入れたキャップをプレゼントしたという。

 豪紙ヘラルド・サン(Herald Sun)は、「彼はとてもフレンドリーで良い人で、とても親切。本当に素晴らしいスポーツマンシップを示してくれた」とのアニータさんのコメントを伝えた。同紙によれば、アニータさんはナダルと20分ほど共に時を過ごしたという。(c)AFP