【1月24日 Xinhua News】中国河北省(Hebei)秦皇島市(Qinhuangdao)で、年越し用品販売イベント「第1回青竜年猪節」が開かれ、年越しに食べる伝統的なきび大福「粘豆包」が人気を集めた。主催者は、直径約3メートルの超大型蒸し器を用意し、600個以上の粘豆包を来場者に無料で配布した。

 粘豆包は、もちきびと小豆を材料に、餅の中に餡(あん)を包み丸く形を整え、柏の葉(かしわのは)を敷いた蒸し器で約20分間蒸したものだ。

 満族が年越しに食べることが起源とされ、中国の北方地域でよく食べられている。熱々の粘豆包は、やわらかくて甘く、再会・円満・幸福を象徴している。(c)Xinhua News/AFPBB News