【1月23日 AFP】(写真追加)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は22日、今週首都ワシントンで行われる米国最大の中絶反対デモ「マーチフォーライフ(March for Life、いのちのための行進)」に、米大統領として初めて出席し、演説する計画を発表した。ホワイトハウス(White House)も同日、これを認めた。

 11月の大統領選で再選を目指すトランプ氏は、ツイッター(Twitter)で「金曜日に会おう……大勢のみなさん!」と呼び掛けた。

 中絶賛成派の活動家らは、トランプ氏の反中絶政策を非難しており、1973年に連邦最高裁が女性の中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド(Roe v. Wade)判決」が危機にさらされていると、懸念をあらわにしている。

 昨年のマーチフォーライフには、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領が出席。トランプ氏は推定10万人の参加者に向かってビデオ演説を行っていた。

 マーチフォーライフは、今年で47回目。ロー対ウェイド裁判の判決が下された日の前後に行われるのが慣例となっている。(c)AFP